「焼肉　平城園」

　
　
　　　　　　　　　　　　　　

年季のはいったオレンジの看板と、
そこに書かれた「焼肉」という堂々した迷いの無い文字。
ある種の美意識を感じてしまいます。

では、早速入りましょう。

自動ドアに導かれ、「いらっしゃいませー！」と
若いお兄さんから声がかかります。

中にはサラリーマンの一人客が一組。
なるほどサクッと食べて帰路に立つお客さんもいるんですね。

それにしても...予想に反してお店は広いですね、
テーブル席、昔ながらのガス式焼き台、それにお座敷。
また、床の方もですね、ベタベタや油で滑りやすくなっているわけでもなく、
細かく掃除が行き届いているのが分かります。

まず飲み物はどうしましょうかね....。

少しサッパリしたいので...「すいません、梅サワー(350円)お願いします！」。

さて、まずはキムチの盛り合わせ(550円)、お肉の方はカルビ(950円)、ハツ(700円)、
そして平城園の常連が皆一押しするハラミ(700円)、をお願いしましょーか。

梅サワーを呑みながら...お、とキムチの盛り合わせがまずやってまいりました。
では、いただきましょうか、どれ、一口。

私はあの～、カクテキ、大根なんですけどね。
これがキムチの中でも一番好きなんですが.....。
うん、辛さがちょうど良いですね、
あら？

ここのカクテキ美味しいですね！

一人カクテキの美味さに身を震わせていたら、お肉の方がご到着です。

カルビ、ハツ、ハラミをバランス良く焼いていきます。
ガスの焼き台からはジューっとお肉を焼く良い音が耳に響きます。

まずはカルビからいただきましょーか。

ほどよく焼き色をついたところで、サッとタレをつけ、パクリっ！

うん、美味い！

脂加減がちょうど良いですね。
甘みのある脂が口に含んだ瞬間、スッと溶けてしまいます。

私は、上～とか特上～は苦手な人なんですけど、
これは美味しくいただけました。

しかし、タレ美味いですネェ.....

さて、お次はハツをいただきます。

ハツはちょいと良く焼いて、パクリっ！
美味い！噛めば噛むほど肉の旨みが口の中に広がりますね。

私はですね....、
個人的にはタン（いや好きですよ？）よりも、ハツの方が気に入ってるんですよ。
低カロリーですし（笑）。
いやー、しかし....ここのハツも美味いですなぁ、
それにしてもタレが合いますねぇ....。

さてさて、きましたハラミ！

ハラミも焼きすぎないよう気をつけて....口に運びます。
おお！なるほど、たしかに、
旨いハラミはカルビをも制す！
とはこの事ですか！

何と言ったら良いんでしょうか、カルビ以上に

赤身で柔らかな肉の食感と旨みを感じつつ、
さらに程よい脂の旨みを口いっぱいに広がりますなぁ....。

で、また一人だからかもしれませんけど、
一皿に結構あるんですよ、お肉が。

「すいません！ホルモンとハラミ追加で！」（←食べすぎ）

お、ホルモンも良い感じの色といいますか...

ホルモンは程よく焼き、口に運びます。
おお、ホルモンも中々....イケますなぁ....。

ホルモンという部位は、
噛んで噛んで最後に飲み込む瞬間が、
幸せの時だと思いますね。

いや～美味い。ここのタレは万能ですなぁ.....何にでも合いそうですねぇ。

そして追加のハラミもぺロリといただいちゃいました。

「すいません、お会計で！」
「4650円になります。」

少し食べすぎちゃいましたかな？でも美味かったなぁー...。

お兄さん、撮影の許可、ありがとうございました。
最後に厨房にいたオカミさんにも
「ご馳走さまでした」。

西池袋「平城園」
豊島区池袋2-35-1
TEL:03-3985-0341
17:00-03:00
定休日：月曜日（祝日を除く）

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「平城園」でした。

やっぱりお肉は、美味しいですよね。
このご時世、高級な焼肉だかが増えていく中で、
まさしく、こちらのお店は「大衆焼肉」なんですなぁ。

で、また肉も美味いですけど、タレが美味いんですよ。

ジュージュー焼いて、味わいながら、ビールも含む。

もう、最高ですね。

池袋でちょいと焼肉でしたらね、
「平城園」に足を向けてみては如何でしょうか。

では、また。

飾らぬ　そして気取らぬ　粋な店

こういう焼肉屋はずっと残っていてほしいものだ......。